Windows IoT デバイスのLenovo ThinkSmart Manager Software (TSMS)のバージョンを識別して更新する方法
Windows IoT デバイスのLenovo ThinkSmart Manager Software (TSMS)のバージョンを識別して更新する方法
Windows IoT デバイスのLenovo ThinkSmart Manager Software (TSMS)のバージョンを識別して更新する方法
内容
Window IoT デバイスのThinkSmart Manager Software (TSMS) のバージョンを確認し、更新する方法について説明します。
大半のWindowsベースのThinkSmartデバイスには、ThinkSmart Manager ポータル (portal.thinksmart.lenovo.com)との通信を可能にするクライアントエージェントである ThinkSmart Management Service (TSMS) が初期搭載されています。 通常、このサービスは ThinkSmart Manager ポータル から自動的に更新されるため、手動更新の手順は必要はありません。 ただし、トラブルシューティングの目的で、インストールされているTSMSのバージョンを特定し、必要に応じて更新するために、ThinkSmart デバイスにログインまたはリモート接続が必要になる場合があります。
ThinkSmart Manager ポータル情報からの更新に関する情報についてはこちら: ThinkSmart Manager ポータルからWindows IoT デバイスのThinkSmart Manager Service (TSMS) を更新する
TSMSが初期搭載されているかを確認するには、以下の情報を参考にしてください。
ThinkSmart デバイス | ThinkSmart Management Service (TSMS) 初期搭載 |
ThinkSmart One | あり |
ThinkSmart Core | 大半のモデル、詳細についてはこちら: ThinkSmart Core と ThinkSmart Oneの構成について |
ThinkSmart Hub | あり |
ThinkSmart Hub 500 | あり |
ThinkSmart Edition Tiny M920q (10T1) | あり |
ThinkSmart Manager Software (TSMS) の各バージョンの一覧はこちら: ThinkSmart Manager Software - リリースノート (既知の問題、制限事項、修正、機能)
ThinkSmart Manager ポータル、ThinkSmart Manager モバイル・アプリ、ThinkSmart Manager Service (TSMS) の詳細についてはこちら: ThinkSmart Manager プラットフォーム
対象機種
- ThinkSmart One
- ThinkSmart Hub
- ThinkSmart Hub 500
- ThinkSmart Core
- ThinkSmart Edition Tiny M920q (10T1)
関係するシステム構成
ThinkSmart Management Software (TSMS)
オペレーティングシステム
- Windows 11 IoT
- Windows 10 IoT
対策
TSMSのバージョンを確認するには、以下のいずれかを選択します。
- WMIC
- タスクマネージャー
TSMSの更新が必要な場合は、[ダウンロード] ThinkSmart Management Software から、最新のバージョン (lenovo_thinksmart_setup.exe) をインストールします。
ThinkSmart Manager Software (TSMS) の各バージョンの一覧はこちら: ThinkSmart Manager Software - リリースノート (既知の問題、制限事項、修正、機能) をクリックします。
WMIC
以下の WMIC の手順を行います。
- リモートデスクトップ または 任意のリモートアクセスのソフトウェアを使用して、デバイスに管理者としてログインします。
- コマンドプロンプトを開きます。
- 次のコマンドを入力します:
wmic datafile name="C:\\Windows\\System32\\drivers\\lenovo\\ThinkSmart\\Management\\service\\Lenovo.ThinkSmart.DeviceManagementService.exe" get Version /value
このコマンドから予想される出力は以下のとおりです。
2023年11月現在、これにより Version=23.10.0.206 が返されます。 上記の wmic コマンドで No Instance(s) Available が返された場合、またはバージョンが 23.10.0.206 より古い場合は、最新バージョンをダウンロードしてインストールします。
タスクマネージャー
以下の手順を行います。
- リモートデスクトップまたは任意のリモートアクセスのソフトウェアを使用して、デバイスに管理者としてログインします。
- 「タスクマネージャー」を開きます。
- 「詳細を表示」ボタンが表示されている場合はボタンをクリックし、「詳細」の項目を開きます。
- 「名前」でソートし、下にスクロールして「Lenovo.ThinkSmart.DeviceManagementService.exe」を探して、TSMSが実行中かを確認します。
- 実行中のバージョンを確認するには、タスクマネージャーで「Lenovo.ThinkSmart.DevicemanagementService.exe」 プロセスを右クリックし、「プロパティ」 を選択して、「詳細」 タブを開きます。以下が表示されます。
2023年11月現在、これにより Version=23.10.0.206 が表示されます。 Lenovo.ThinkSmart.DeviceManagementService.exe が全く実行されていない場合、またはバージョンが 23.10.0.206 より古い場合は、最新バージョンをダウンロードしてインストールします。
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