Lenovo のお客様各位

2015年4月22日 レノボは、2014年3月28日に発表したバッテリー自主回収の対象製造期間を拡張いたします。レノボは日本国内において販売された約3万個のリチウムイオン・バッテリーを自主回収いたします。これらのバッテリーは、2010年2月から2012年6月にかけThinkPadノートブック・コンピュータ用に製造出荷されました。日本国内において事故等の事象は報告されておりませんが、お客様に安心して製品をご利用いただくため、自主回収の対象であると判別されたバッテリーについては、保証状況にかかわらず交換用バッテリーを無償で提供しています。

バッテリー自主回収の FAQをご覧ください。

以下のThinkPadに搭載されたものか、またはオプションとして単体で販売されたものか、修理交換したバッテリーが今回の対象である可能性があります。

• Edge 11, Edge 13
• E120, E125, E420, E425, E430, E520, E525, E530
• T410, T420, T510, T520, W510, W520, L412, L420, L520
• X100e, X120e, X121e, X130e, X131e, X200, X201, X201i, X201s X220, X220i
• X220 Tablet, X220i Tablet
• オプション製品 43R9254, 43R9255, 51J0500, 57Y4186, 57Y4487, 57Y4558, 57Y4559, 57Y4564, 57Y4565, 0A36282, 0A36283, 0A36286, 0A36290, 0A36292, 0A36311

これらのモデルには、3セル、4セル、6セルまたは9セルのバッテリーが搭載されていた可能性があります。

以下に記載いたしました部品番号(ASM P/N)が印字されたバッテリーが対象である可能性があり、その中の一部が、今回の自主回収の対象となります。

• 42T4695 42T4711 42T4798 42T4804 42T4812 42T4816
• 42T4828 42T4834 42T4840 42T4862 42T4868 42T4880
• 42T4890 42T4944 42T4948 42T4954 42T4958 45N1050

お客様のバッテリーが自主回収の対象と判別された場合、ThinkPadノートブックPCを安全にお使いいただくために、交換用バッテリーが届くまで、システムの電源を切り、バッテリーを取り外して、AC アダプターと電源コードだけを接続して ThinkPad に電力を供給してください。

交換用バッテリーのお申し込みはこのWebサイトにて受け付けておりますが、さらにご質問などございましたら、下記特設窓口までお問合せください。

レノボ・スマートセンター特設窓口

フリーコール 0120-988-819

営業時間 9:00～18:00

2015年5月10日まで月～日受付

2015年5月11日以降月～金受付（土日祝祭日、レノボ月次指定休業日*および、12月30日～1月3日を除く）

*毎月の休業日は以下のWebサイトにてご案内いたします。

www.lenovo.com/jp/lsmartctr/

レノボは、この問題により皆様に大変ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。品質の高い製品の出荷には、これまでも常に最大の注意を払って参りましたが、これからも引き続きその姿勢を保つ所存です。

 

www.lenovo.com/batteryprogram2014 Web ページの FAQ

質問1.今回の自主回収によってどのモデルが影響をうけますか。
回答：2010 年 2 月から 2012 年 6 月までの間に製造された以下のThinkPadに搭載されたものか、またはオプション製品として単体で販売されたものか、修理交換したバッテリーが今回の自主回収の影響を受ける可能性があります。
• Edge 11, Edge 13
• E120, E125, E420, E425, E430, E520, E525, E530
• T410, T420, T510, T520, W510, W520, L412, L420, L520
• X100e, X120e, X121e, X130e, X131e, X200, X201, X201i, X201s X220, X220i
• X220 Tablet, X220i Tablet
• オプション製品 43R9254, 43R9255, 51J0500, 57Y4186, 57Y4487, 57Y4558, 57Y4559, 57Y4564, 57Y4565, 0A36282, 0A36283, 0A36286, 0A36290, 0A36292, 0A36311

質問2.使用しているバッテリーが自主回収の対象かどのように調べられますか。
回答：ご利用のバッテリーが対象かどうかは、上記特設窓口までお問合せください。

質問3.自主回収の対象であった場合は、交換にどれくらいの費用がかかりますか。
回答：レノボが交換用バッテリーを無償で送付いたします。

質問4. 問題のバッテリーを返品する必要がありますか。
回答：はい。送付した時の緩衝材と箱をお使いいただき、同梱している返送用伝票（着払い）を用いて自主回収の対象バッテリーを必ず返送してください。

質問5.自主回収の処理にはどれ位の期間がかかりますか。
回答：お申込みいただいた内容を確認した後、交換用バッテリーを発送いたします。到着まで７～１０日間ほどかかる可能性があります。

質問6.バッテリーが自主回収の対象ならば、新しいバッテリーを待つ間、自分のシステムを使用できますか。
回答：お持ちのバッテリーが自主回収の対象と判別された場合、お客様のThinkPadを安全に使用し続けるには、次の手順に従ってください。
1.システムの電源をオフにします。
2.バッテリーを取り外します。
3.AC アダプターを使用してシステムに電力を供給します。

質問7.使用しているシステムに他社製のバッテリーを使用しても安全ですか。
回答：いわゆる「グレーマーケット」のバッテリーの安全性は不明です。この種のバッテリーで問題が生じた事例があります。 弊社または弊社製品の正規販売店から購入されたバッテリーのみを使用することを強くお勧めします。

質問8.ThinkPad を飛行機内で使用しても大丈夫ですか。
回答：飛行機での使用は各航空会社の指示に従ってください。お持ちのバッテリーが自主回収の対象であった場合、飛行機に搭乗するかどうかにかかわらず、バッテリーを取り外し、ACアダプターで電力を供給するようにしてください。

質問9.自主回収を行うことになった理由は何ですか。
回答：日本国内での発生報告はございませんが、海外で自主回収対象のバッテリー・パックの発熱事故が発生したとの報告を受けての事です。お客様の安全を最優先して、自主回収の実施が適切であると判断しました。

質問10.バッテリーの取り付け、取り外し方法について教えてください。
回答:以下の弊社WEBをご参照ください。

• Edge 11
• Edge 13
• E120/125 (英語)
• E420
• E430
• E520/525
• E530
• L412
• L420/L520
• T410
• T420
• T510/W510
• T520/ W520
• X100e/X120e
• X121e
• X130e (英語)
• X131e (英語)
• X200/X201/X201s
• X220
• X220 Tablet, X220i Tablet

質問11.交換用バッテリーには保証が付きますか。
回答: 交換用バッテリーには、お客様の受領日から90日間の保証が付きます。

質問12.自主回収対象期間が拡張されたのはなぜですか。
回答：弊社では市場でのバッテリーの障害を継続してモニターしています。最初の自主回収実施の後に、日本国内での発生報告はございませんが、海外で最初の回収対象外の期間に製造されたバッテリーにおいて障害の発生報告を受けました。報告は少量数ですが、お客様の安全を最優先して、自主回収の対象製造期間の拡張が適切と判断しました。

質問13.バッテリーのバーコードはどこに印字されていますか。
回答：次の写真の通りです。